2024年4月18日木曜日 そして新宿へ

 23:30に寝て7:50に起きました。耳栓をして寝たらえらく快適で熟睡できてよかったです。常用を検討したいと思います。今日は夜に東京で行われるトークイベントに行く予定で、せっかく都内に行くなら前から興味のあった手帳類図書館にも行きたいと思い、14:00からで予約をしました。午前中から東京へ向かいましたが、汗をかくくらい自転車で爆走して「まにあった〜」と思った途端にバスの発着所のある場所を勘違いしていたことに気づき、乗りたかったバスに乗れなくて驚愕しました。そのせいで乗らなくて済むはずだった電車に乗ることになりましたが、なんだかんだ14:00には余裕で間に合うので、焦らなくて済んでよかったです。お昼ご飯をどうするか迷います。昨日ステーキやデザートを好きなだけ食べた影響で朝はそんなにお腹が空いていなかったため、朝ごはんはかなり軽めに食べました。洋食プレートみたいなものを祖父に作ったついでに同じものを食べたのですが主食なしだったのでたぶんすぐにお腹が空いてくるのではないかと思います。これを今電車を待つ間に駅のホームで打っているのですが中途半端な時間帯のためホームに自分以外の人間がひとりもいなくて、とても気分がいいです。誰もいないので打ちながら口に出して呟きながら文章を打っていますが、野外ぶつぶつ呟くのはとても気持ちがいいということがわかりました。

 

 最近働いてなかったために自分の遊ぶためのお金が底をつきつつあるため、タイミーで工場バイトに応募しました。ピッキングをすると一日9000円ちょっともらえるそうです。二日間の日程なので18000円ちょっともらえることになり、それだけあれば今月の引き落としはなんとか凌げるのではないかと思っています。最近とても元気なのでこれからもちょこちょこ単発バイトをいれて遊ぶ金を稼ぎたいなと思いました。六月からは週20時間のバイトが始まるので、7月には給料が振り込まれて持ち金にかなりの余裕が生まれると思います。➡あちらの都合で18000円のお仕事がキャンセルになったので引き落としに耐えられるか危うくなってきました。こういうこともあるんだな。

 

 お昼と夜に崎陽軒シウマイ弁当を半分ずつ食べました。崎陽軒ダービーのことを考えながら食べたら、自分はシウマイ、白米、唐揚げ、白米、の順で食べ始めてました。普段の食事も考えながらすると面白いんだなという視点を得ました。昼と夜で弁当一個だったので夜中にお腹が空いたけど無視できるレベルだったのでそのまま寝たら、起きた時には空腹も忘れていたので驚きました。おなかが空いたというよりは、胃腸が「自分、まだまだやれるっす!」とアピールしていただけだったのかもしれないと思いました。

 

 手帳類図書館に行きました。とても楽しかったです。自分より20歳くらい年上の男性が20代のときに書いた日記を読んだら、自分が中二女子だったときの感じと似ていて面白かったです。20代男性の感覚と中二女子の感覚って近いのかもしれないですね。私は男子の発達は女子よりも遅いという説を信じているのですが、中二女子の精神発達と20代男子の精神発達は同じくらいなのかもしれないと思いました。もちろん個人差があると思いますが。小学生男子が書いたマンガというのもあったのですが上手すぎてびっくりしました。ダイナミズムがすごかったです。また、世の中の人はいっぱい予定を入れながら生きているんだなあと驚きました。土日が毎週埋まっているスケジュール帳は圧巻でした。手帳類図書館には3時間いたのですが一瞬で時間が過ぎてしまい、できるならばあともう一回延長すればよかった……と館を出た後で後悔しました。手帳類図書館は完全にバックヤード然とした狭い作業スペースだったんですけど、「あ、こんなところに入っていいんですか……」みたいな感じでそれも驚きで、初体験な感じがして大層よかったです。

 

 夜は反出生主義に関するトークイベントに行ってきました。行こうと思った理由があのインターネットの有名人で最近私がどハマりした人物であるところの恐山さんを生で見られるからという完全にクソオタクな理由だったので自意識が爆発して消え入りそうな心地でしたが、私は倫理で受験するくらい倫理が好きだったし「母親になって後悔している」とかも読むくらいには反出生主義に興味があったので(←「母親になって後悔している」は別に反出生主義の話ではないと思うけれども。)、トークイベントの内容自体もちゃんと楽しめたと思います。思いたい。だけど私は所詮クソオタクなんだから、と自分を「クソオタク」なんて卑下をするのも結局のところ自分を守りたいがためなんですけど、だから自分をクソオタクと称しつつも「私はただのクソではないんです撃たないで~汗」と命乞いをしているというわけなんですけど、ただのクソオタクであることを心から(芯から?)認めて、開き直って恐山さんを瞬き一つせずガン見したほうがむしろ吹っ切れてて清々しかったんじゃないかと思わなくもなかった、が、そんなことが私にできるはずもなく、いやファンミじゃなくてトークイベントだからね、学術的な要素大きめのトークイベントだから、そんな、ファンが大挙して見に行ってたら恥ずかしいじゃん、大挙して占拠してたらもう恥ずかしすぎるじゃんなどと、人と自分とを断罪しつつ、「なるほど興味深いです~」という顔でトークを聞いていたわけなんですけど、トークを聞くだけなら配信を見ていればよかったわけで、生で見たいっていうのは、まあ、ファンの心理ですよね……。でも生で見せてくれるっていうから。供給されたから需要を呈示したんだ(需要って「呈示」するものか?)。

 そんな自意識が止められなかったトークイベント体験でした。あ、でも実際トークの内容が面白いと感じたのは本当で、でもそれもまあ恐山さんが話してるからっていう前提ありきっていったらそうなんですけど、自分のなかでモヤっていたことがらを発見するきっかけになったりもして、興味深かったです。オタク的感想としては、あの仮面、照明を受けて光っていてとても綺麗だということが体感でわかったのでよかったです。

 戸谷先生はさすが若くして大学で教鞭を取っておられるだけあって哲学ワードの説明が立て板に水ですごかったです。大学の授業を聞いているような気分になりましたが大学の授業よりも面白かったです。反出生主義に反対の立場をとっておられる(まあ大体の人は反出生主義には反対の立場を取っているとのことなので特段特別なことではないのかもしれませんが、)ということで、なんか、ちゃんとされてて、なんていうんだろう、世界が良い方向に向かうために自分にできることはしていきたいと考えている感じがして、偉いなあと思いました。また、「親ガチャ的厭世観」への対抗策?として「対話」を提示している彼が「トークショーを開催する」というのはなんとういうか非常にピッタリ言動一致という感じがしていいわねと思いました。

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 手帳類図書館に感銘を受けたので私もメモをあげました。メモを文章に直すと失われる情報ってありますよねえ。トークショーの最初の方は自意識が暴走していて身じろぎできなかったのでメモがないし取り出せる記憶もないです。恐山さんのツイートを見て、「ああ確かにしょっぱな「私は野良犬のようなもの」みたいなこと言ってたな」と思い出しました(うろおぼえ)。

 あと普段文章を書かな過ぎて、マジで漢字が書けなくて、「こんなはずでは……!」と思いました。漢字は得意だという自負があるため。

 えっうわ、見逃し配信あるんですか。いいんですか。太っ腹だなあ。文字起こししたい気もする、私は文字起こしが昔からとても好きだし、せっかく行ったのを憶えておきたいような気もするし。時間と元気があったらもう一度見て、気が向いたら起こそうかな。起こしたやつを載せたりはしないですが……文字起こしってたぶんブログに載せたらだめですよね?だめかどうか聞くとだめとしか答えられないから勝手にやれ系のやつか?文字起こし。昔からよく文字起こしはしてたけど、ずっとわからないままここまで来ました。

 

 初めて下北沢の地に足を踏み入れたんですけど、下北沢は俺をダサくする街だ、という感じがしました。あまりに洒落ており、若さがほとばしっていた。私はあの街を歩くにはよそ行き感が足りない。ゲームだったら「センスのステータスが要求値に達していないので入れません」ってはじかれる。ゾーニングを踏み越えてしまった感じ。ああ、なんて場違いな!そうやって人と自分とを断罪しながら生きていくのか、私は。