2024年2月2日の日記

 いろいろ書いておきたいことはあるがどれもまとまりを欠くので、ブログよりはTwitterに書くのがふさわしいかもしれない。Twitterをまた始めたい気もするけど、ちょっとめんどくさいです。

 Twitterは人々の今現在を観察するのにとても適しているし、活字大好き人間には最高のツールだ。だが、書いたものを遡ることに難があるところ(その点ブログは最高だ!どこまでも遡れる。これを普通と思っちゃいけない)がいまいちだ。

 それに何より、フォロワーが一人もいないことに孤独を感じるのが億劫だ。それになんといっても最近のTwitterアフィリエイト汚染がひどい。待望のフォロワーだ!と思ったらアフィリエイトアカウント。しかも複アカなのか3人くらいからフォローされている。そういう見境のないアフィリエイターは滅んでほしいので、面倒だけれどもできるかぎり報告してブロックする。フォロワーがまた0人になる。とても寂しい。

 

 私は断捨離とかミニマリズムとかが大好きです。どうやら「リセットすること」が大好きみたいです。思い返せば学生時代は学年の終わりが嬉しかった。ずっと同じところにいるのは少し怖いです。人間関係が破綻しても逃げられなそうって感じがします。

 もうすぐおうちの引っ越しがあるのでわくわくしています。引っ越しにあわせてあんまり使ってないものとか処分したいです。とっても楽しみ。

 

 ミニマリズムについて、あんまり好きではないタイプのミニマリズムもあるなと思いました。それは持ち物をプチプラで固めているタイプのミニマリズムです。批判ではなく「私は心を惹かれない」という意味において、私は好きではない、ということです。私は少ないもので豪華に暮らしたいからです。

 持ち物をプチプラで固めているタイプのミニマリストの方はおそらく、「住めればいいし、着られればいいし、使えればいい。自分にはそれよりも大事なものがあって、それを大事にしたいから」と考えている人なんじゃないかと思います。大事にしたいものは趣味であったり、心の余裕であったり、いろいろだとは思いますが、そういう考え方はいいなーと思います。私は物を減らして、厳選されたものに囲まれていたいです。必要十分ではなく。物欲アリです。

 いやぁ、でも、たしかに、プチプラっていいんですよね……結局プチプラになっちゃうんですかねえ、口ではこんなこと言ってても。うちの持ち物もだいたい無印良品だもんなあ。大手はすごいですよホント、リーズナブルで、万人受けする確かさがあって……。

 無印良品大好きなんですけど、「あ、無印良品ってプチプラなのか」って思った出来事がありまして。去年、夫の革靴用のシューズキーパーを買ったときのことなんですが、革靴を買うついでにリーガルでシューズキーパーを買ったら1万円以上したんです。そのあと無印良品に行ったら3000円くらいでシューズキーパーが売ってまして、こんなに価格差があるのかと驚きました。性能については比較していないのでわかりませんが、見た目はまあ、リーガルのシューズキーパーのほうが、私の感覚では綺麗だと思いました。無印の木目そのままの感じが好きなんだという方もいるかもしれませんが。

 試してはいないけれどもたぶん、性能面でも無印良品のシューズキーパーで充分なんだと思います。私どもはただリーガルにブランド料を支払ったに過ぎないのかもしれません。しかし、私の中には「あっ、無印良品ってプチプラなんだ」という一抹の残念感が拭いがたく残ることになりました。いえ、いえ、安全性が信頼でき、また、ごたごたした飾りのない美しい製品を、リーズナブルに、そして迅速に、届けてくれる大企業、無印良品のなんとありがたいことか! 本当に素晴らしい。大好きです。でも私はそれ以来、無印の製品を見るにつけ「これって所詮どこかの何かの劣化コピーに過ぎないのかな」(←失礼すぎる!!)って思っちゃうようになった。のです。これって無駄な呪いに過ぎないんでしょうか? リーガルのシューズキーパーがブランド料でアホ高かっただけなんでしょうか? 

 あ、無印ってプチプラなんだと思った出来事はこれだけではありません。三年ほど前にダイニングテーブル用の「ブナ材ベンチ丸脚」(商品番号(12892403)消費税込みで49,900円)を買ったときのことです。そのベンチの脚と座面部分の接合部分に、隙間があったのです。ベンチの作りについては全く詳しくないのですが、私の勝手な解釈によると、このベンチの構造としては、まず座面に芯となる木材がぶすっと刺さっていて、その木材を囲むような形で木の脚がドッキングしている……?ような感じです。その「ドッキングされている(?)木の脚」と座面との隙間が空いていた、ということです。一体どういうことだ、公式ホームページの商品説明のページを見ても、写真ではそんなふうにはなっていないじゃないか!……といっても、私は無印良品の実店舗で直接このベンチを見て買ったはずなので、そのときに気が付かなかった私の失態ではあるのですが……。いえ、使用にはまったく問題ないです。隙間も、裏を見なければまっったく気になりません。でも、なんかちょっと騙された感じがしました。しちゃったんです。「こういうところが雑だからこそ、手が届く値段でこれが買えるんだろうな」って思っちゃった。以上が無印良品ってプチプラかもしれないと思った出来事の二つ目です。

 でも、書いてて思ったんですけど、木材が膨張するからあそびを残しているとか、そういう理由で隙間があいているわけじゃあ……ないですよね? そうだったらすみません。いや、でも、木材の椅子だの机だの、人生でお目にかかる機会は何度もあったと思うけど、脚は直接座面に刺さってて隙間とか生じる余地はなかったような気がするんだよな……。そもそも、今知ったけど、商品説明のページの写真では隙間があいているようには見えないから仕様ってわけじゃないか……。もしかしたら私の買ったベンチだけプチ不良品だったのかもしれません。ほかのベンチは隙間があいてないのかもしれません。

 今度、無印良品の実店舗にこれと同じベンチが売ってないか、そのベンチも脚と座面の接合部に隙間があるのか、見にいってみようかな~。でも三年も経ってしまったからバージョンチェンジしてそうです。どうでしょう。

 

 ミニマリストって何を持っているんだろうと気になったので、検索上位に表示された、持ち物一覧をネットに上げてくれているミニマリストのサイトを2つ見てみました。すごく面白くてワクワクしました。いやー、良い。

 

soarlog.net

男性

すごい点

・持ち物をなるたけ黒で統一しており美しい

・かなり持ち物を絞っており気迫を感じる

・本当に自分の持っている物を自分で持って撮影して見せてくれていてスケール感や質感が分かりやすい

 

less-is-idea.com

男性

すごい点

・カード類まで数えている

・コメント付きの画像一覧で綺麗に見せてくれている

・物への一言コメントが気さくな感じでいい

 

 『科学がつきとめた「運のいい人」』(中野信子、2023)を借りて読みました。こんな新しい本まで図書館に入るなんて! ありがたい! けど、いいんだろうか。

 p.29の「セロトニン等を分解する酵素の分解の度合いには遺伝的な個人差があり、この分解の度合いが低いタイプの女性の脳は、幸福感が高いと同時に、援助交際のような反社会的行動を取りやすいといわれている(要約)」という話が面白かったです。この部分を読んで私は「LostTechnology」(CB-SXF6ほか数名、2014)という戦略シミュレーションゲームフリーゲームに出てくる傾国の美悪女マルガレーテを思い出しました。「あらぁ、ごめんなさぁ~い」みたいな喋り方をするキャラなんですが、そういうキャラってこの「セロトニン等を分解する酵素の分解度合いが“低い”」タイプの女性なんじゃないか?!と思いました。